ドームの景色を見て思ったこと

もう二度と見ることはないと思っていた金のシャチホコ衣装。

ここでヲタク卒業しても私のヲタク人生に悔いなしだと冷静に考えてしまった。


ツアータイトル「Mr.」が発表された時からジュニア時代の曲をすることは想定内で、

結局辛くなるんだろうと思っていた。

どうしようもなく昔に戻りたくなって、でも今も大好きだからどっちつかずで葛藤するのかなと想像していた。


でも実際は全く違う感情に着地したのでブログに残しておく。




昔に戻りたいけど

戻れなくてもいいかな。

昔も今も大好きで、思い出も十分ある。


もっと人気になって世界に羽ばたいてもいいし

今のままでもすでに最高だと思ってる。

どちらかに固執することもない。


何も求めずに応援するってどういう感じなんだろう?

これまでずっと応援することに意味付けをしてきたから分からない。

デビューしてほしいだとか

Mr.KINGの幻がまた見たいだとか

紫耀くんの魅力が100%発揮できる環境にいてほしいだとか。


それもここ12年で感じたグループ全体のパフォーマンスレベルの底上げ、メンバー全員の本気を目の当たりにして、意味など求めなくなった。

大大満足だったRe:Senceコンを経て、"好き"という感情一点のみが残った。


だから今回のMr.KINGとの再会は辛くなかった。

再会は嬉しかったし、でも過去にしがみつくこともしないから、もう求めることなんてない。

好きなものをただ享受するだけ。


応援することに何の意味付けもしないのなら

これからは自分の中心に置いて応援することはなくなると思う。

頭の中いっぱいにして悩んで過ごした時間が長かった分、少し寂しい。


ただ、何も求めず、執着せず、私の人生に彼らがいたりいなかったりしても大丈夫。


ドームの景色を見てそんなことを思った。

終わらない夢を描こう

2018年1月17日、King&Princeのデビュー発表。


それは最愛のグループがなくなる宣告でもあった。


Mr.KING 3人でデビューする」ことを夢見ることが生きがいだったから、祝福の気持ちよりも喪失感が大きかった。


でもやっと認められたんだって、嬉しかった。

デビューまでに何があったかを知るまでは。






2017年夏のEX、キンプリ公演での歓声を浴びて紫耀くんは「この6人でいく確信がついた」らしい。そして直談判。


そう考えるのも間違いないくらいキンプリ公演でのファンの声援は大きかった。


Mr.KINGのファンはじっと見守るタイプの人が多いのは本人たちもファンも周知の事実で、グループごとに映し出されるファンの色があっていいと思っていた。


でももしMr.KINGだけに向けられた声がキンプリのそれよりも大きかったら、未来は違っていたのかな。


紫耀くんが、3人自らが、Mr.KINGを壊す選択を取ったことがショックだった。


選ばれたグループなら仕方ないと思えるけど、自分たちで選んだグループなんだと知ってからは仕方ないとは思えなかった。


だからもしあの時こうしてれば…ばかりをぐるぐる考えてしまう。




私は関西ジャニーズJr.だった紫耀くんも廉くんも忘れたくなかったし大好きだから、長い間「Mr.KINGが好き」と声を大にして言えなかった。


正直「Mr.KINGを好きにならないでおこう」とも思っていた。


Mr.KINGとしていられた期間は限られたものだったのに、その時間の大半を声を殺して応援していた。


もっと「Mr.KING 3人が最高だよ!!」と伝えられてたら、紫耀くんに「この3人でいける」と思ってもらえたかな。

大好きなMr.KINGはなくならなかったかな。



Mr.KINGが好きであることがアイデンティティだった。今もそう。


だけどこれからは「Mr.KINGが好き」という発言は、(それ以外は好きじゃない)という意味を含んで伝わってしまう可能性がある。


Princeを好きな人たち、これからKing&Princeのファンになる人たち、何より本人たちを傷つけてしまうかもしれない。

こんな悲しいことはない。


じゃあなんて声をあげたらいいの?って立場が苦しくなって何も言えなくなる…






贅沢言ってることは重々承知しています。


過去いろんなグループのデビューの形があった中、

3人がバラバラにならなかったこと

ある程度予測されていたグループ編成だったこと

デビューできたこと


幸せだと思う。



3人が一緒にいられる未来が約束されて、

3人と一緒にいられる未来が約束された。


それさえあれば生きていける気がする。



でもMr.KINGが忘れられなくて、特別に大好きです。

それはきっとこれからも変わらないし、思い出が宝物だから変えたくもない。



でも紫耀くんが必死になって手にいれたグループ、King&Princeも大切にしたい。


今の目標は、デビュー会見で紫耀くんが言った「皆さんが胸を張って言えるようなグループにしたい」を叶えること。

世間にとっても、私にとっても。






Mr.KINGとデビューを目指した日々、ほんっとに楽しかったなぁ!


紫耀くん、廉くん、かいちゃん、夢が一つ叶ったね。

これからもみんなと沢山の夢を見たいです。


後ろを振り返る余裕もないくらい、目が離せないキラキラしたグループになってほしいな。


King&Prince、デビューおめでとう。

思春期だったからと片付けていいのか

しょうれんが話すようになったと本人たちの口から語られるようになったのは最近のこと。


「廉くんは思春期の難しい時期だったから」と解釈する人が多くいるように感じる。

その部分も否定できないけど、やっぱり完全同意できない。


自分の気持ちを整理しようと文章に起こしてたら長くなったため、結果ブログになりました。


超持論だけど、よかったら読んでください。






紫耀くんが初めて帰属意識を持てたのがMr.KINGなんだと知った時(日経エンタ)は、正直嬉しさよりもショックが勝った。

関西時代はそうじゃなかったんだと知って寂しくなった。


でも仲間と認められる存在ができたことは精神的な支えになるだろうし、1人で頑張りすぎる紫耀くんにとっては良い転機だったんだと今は考えられるようになった。


ふと、私が受けたものと同じショックを、過去形で語られた最近よりもっと前、現在進行形の最中に廉くんも経験したんじゃないかと考えた。


それで廉くんの言う「なんやこいつ」期に突入し、しょうれんはプライベートでは話さなくなったと推察する。


まず紫耀くんは何故話さなくなってしまってたのか理由がわかってない様子だけど、廉くんは「なんやこいつ」と明確に何か疑問なのか不満なのかを抱いていた。



廉くんの関西時代から振り返ると、


なにきんメンバーに「次涙を流す時は俺らがデビューする時」と言ったり(2014春)


退所が決まっていたであろう柊真に「未来は託す。諦めるな」と言われても、「一緒に頑張りましょうよ!」と押し通そうとしたり(2014冬)


しょうれんがもう東京に行ってしまうことを薄々みんなが予想してた頃のまいジャニロケで、「また5人でロケしたい!しましょう!」と言ったり(2015夏)


廉くんは最後まで関西を諦めなかったし、誰よりも関西の仲間との未来を強く持ってた人に、私には見えてた。


廉くんはその未来に向かって一生懸命活動していた。


だから自分と仲間は同じ気持ちだと思っていたのか、そうじゃなくても仲間に同じ気持ちを求めていたのか。

それくらい思っていて当然なくらい廉くんは熱い人だった。


なにわ皇子、なにきん、関西ジャニーズJr.というチームに所属して団体戦をしていたような感じ。


そんな廉くんだから、東京で新しいチームに入ってやっていかなければいけなくなって、今まで持ち続けてた熱い自分の気持ちを簡単に手放すことはできなかっただろうし、折り合いをつけるのに時間がかかったんじゃないかな。


その横で葛藤なさげに突っ走る紫耀くんのことが、薄情に映っていたのかもしれないなと。


それからMr.KINGというグループが本格的に動き出して所属チームがいよいよ変わってしまったのに、またもや自分ほど動揺していない紫耀くんを見て、ずっと紫耀くんは個人戦をしていたんだとこの頃気付き始めたのかなと思う。


同時に、今まで自分が大切にしていた関西のチームを紫耀くんはどう思っていたのかと疑念も生まれてたかもしれない。


「なんやこいつ」って話さなくなったのは、こんな感じの理由だと予想してる。




でも紫耀くんが責められることでもない。


最近わかったことだけど、紫耀くんは最初から一貫してそういうスタンスだったから。


『東京のJr.ほど露出の多くない関西Jr.でトップになれば認めてもらえる』という目的を持ってあえて関西を選んだし、


「自分以外は全員ライバルだった」という最近の発言もある。


誰も仲間と思わず個人戦をしてきた紫耀くんは強いし、そういうスタンスもあって間違いではない。



もちろん紫耀くんも東京へ来てから葛藤したと思う。


ただ紫耀くんは東京へ拠点を移すに際して都合が良かったというか、そのスタンスを変える必要性がなかった。


一方廉くんは、関西へのチーム意識・仲間意識を強く持つそのスタンスを変えなければいけなかった。


そう考えると廉くんは紫耀くんより1つ多くの障壁を乗り越えなければならなかったし、なんで紫耀はもうその壁の向こう側にいるんだ?と疑問に感じていたとしてもおかしくはない。


そんなこんなで2人に距離ができてしまったのかなと考えた。



廉くんは東京に来てから、過去・未来の話を語らなくなった。


というより自分の気持ちを素直に言ってしまう人(しょうかいもそう語る)だからこそ、嘘もつけないし、簡単に口に出せなかったのだと思う。




そして今年の夏、紫耀くんから「廉と海人は初めて仲間と思える存在」になったと、心の変化があったことが明かされた。


同じくして廉くんの口から「(Mr.KINGで)デビューしたい」という発言。


そんな辺りのタイミングでしょうれんの雪解け。


廉くんは紫耀くんが自分を仲間と認めてくれるのをずっと待ってたんじゃないかな。


それでその時が来たから、廉くんはまたチームで戦う覚悟ができて「デビューしたい」と言えるようになったのかなと。


実際デビューの話はここ最近出てくるようになったから、しょうれん雪解けは少なからず3人を強く結託させるきっかけになったはず。


しょうれんが話さなくなったのは「廉くんが思春期だったから」「廉くんが変わってしまったから」だと少しネガティブに言う人はいるけれど、廉くん自らが変わろうとめちゃくちゃ努力して頑張ったんだと私は思う。






あんなに関西を大切にしてくれてた廉くんの気持ちが分からなくて、何を信じてついていけばいいのか分からなかった。


Mr.KINGを応援しながらも、もしMr.KINGがデビューしてしまえば関西に戻ってくる可能性がゼロになるのか…という葛藤をずっと持っていた。


でも廉くんがMr.KINGでデビューしたいと言ってくれて、3人がデビューに向かって足並み揃えて歩き出した今、Mr.KINGがデビューできるように力添えをしたいと心の底から思っています。






以上、私情も挟みつつ、しょうれん雪解けについての見解になります。


見当違いと思う方もいると思いますが、まぁ人それぞれってことで見逃してください。