思春期だったからと片付けていいのか

しょうれんが話すようになったと本人たちの口から語られるようになったのは最近のこと。


「廉くんは思春期の難しい時期だったから」と解釈する人が多くいるように感じる。

その部分も否定できないけど、やっぱり完全同意できない。


自分の気持ちを整理しようと文章に起こしてたら長くなったため、結果ブログになりました。


超持論だけど、よかったら読んでください。






紫耀くんが初めて帰属意識を持てたのがMr.KINGなんだと知った時(日経エンタ)は、正直嬉しさよりもショックが勝った。

関西時代はそうじゃなかったんだと知って寂しくなった。


でも仲間と認められる存在ができたことは精神的な支えになるだろうし、1人で頑張りすぎる紫耀くんにとっては良い転機だったんだと今は考えられるようになった。


ふと、私が受けたものと同じショックを、過去形で語られた最近よりもっと前、現在進行形の最中に廉くんも経験したんじゃないかと考えた。


それで廉くんの言う「なんやこいつ」期に突入し、しょうれんはプライベートでは話さなくなったと推察する。


まず紫耀くんは何故話さなくなってしまってたのか理由がわかってない様子だけど、廉くんは「なんやこいつ」と明確に何か疑問なのか不満なのかを抱いていた。



廉くんの関西時代から振り返ると、


なにきんメンバーに「次涙を流す時は俺らがデビューする時」と言ったり(2014春)


退所が決まっていたであろう柊真に「未来は託す。諦めるな」と言われても、「一緒に頑張りましょうよ!」と押し通そうとしたり(2014冬)


しょうれんがもう東京に行ってしまうことを薄々みんなが予想してた頃のまいジャニロケで、「また5人でロケしたい!しましょう!」と言ったり(2015夏)


廉くんは最後まで関西を諦めなかったし、誰よりも関西の仲間との未来を強く持ってた人に、私には見えてた。


廉くんはその未来に向かって一生懸命活動していた。


だから自分と仲間は同じ気持ちだと思っていたのか、そうじゃなくても仲間に同じ気持ちを求めていたのか。

それくらい思っていて当然なくらい廉くんは熱い人だった。


なにわ皇子、なにきん、関西ジャニーズJr.というチームに所属して団体戦をしていたような感じ。


そんな廉くんだから、東京で新しいチームに入ってやっていかなければいけなくなって、今まで持ち続けてた熱い自分の気持ちを簡単に手放すことはできなかっただろうし、折り合いをつけるのに時間がかかったんじゃないかな。


その横で葛藤なさげに突っ走る紫耀くんのことが、薄情に映っていたのかもしれないなと。


それからMr.KINGというグループが本格的に動き出して所属チームがいよいよ変わってしまったのに、またもや自分ほど動揺していない紫耀くんを見て、ずっと紫耀くんは個人戦をしていたんだとこの頃気付き始めたのかなと思う。


同時に、今まで自分が大切にしていた関西のチームを紫耀くんはどう思っていたのかと疑念も生まれてたかもしれない。


「なんやこいつ」って話さなくなったのは、こんな感じの理由だと予想してる。




でも紫耀くんが責められることでもない。


最近わかったことだけど、紫耀くんは最初から一貫してそういうスタンスだったから。


『東京のJr.ほど露出の多くない関西Jr.でトップになれば認めてもらえる』という目的を持ってあえて関西を選んだし、


「自分以外は全員ライバルだった」という最近の発言もある。


誰も仲間と思わず個人戦をしてきた紫耀くんは強いし、そういうスタンスもあって間違いではない。



もちろん紫耀くんも東京へ来てから葛藤したと思う。


ただ紫耀くんは東京へ拠点を移すに際して都合が良かったというか、そのスタンスを変える必要性がなかった。


一方廉くんは、関西へのチーム意識・仲間意識を強く持つそのスタンスを変えなければいけなかった。


そう考えると廉くんは紫耀くんより1つ多くの障壁を乗り越えなければならなかったし、なんで紫耀はもうその壁の向こう側にいるんだ?と疑問に感じていたとしてもおかしくはない。


そんなこんなで2人に距離ができてしまったのかなと考えた。



廉くんは東京に来てから、過去・未来の話を語らなくなった。


というより自分の気持ちを素直に言ってしまう人(しょうかいもそう語る)だからこそ、嘘もつけないし、簡単に口に出せなかったのだと思う。




そして今年の夏、紫耀くんから「廉と海人は初めて仲間と思える存在」になったと、心の変化があったことが明かされた。


同じくして廉くんの口から「(Mr.KINGで)デビューしたい」という発言。


そんな辺りのタイミングでしょうれんの雪解け。


廉くんは紫耀くんが自分を仲間と認めてくれるのをずっと待ってたんじゃないかな。


それでその時が来たから、廉くんはまたチームで戦う覚悟ができて「デビューしたい」と言えるようになったのかなと。


実際デビューの話はここ最近出てくるようになったから、しょうれん雪解けは少なからず3人を強く結託させるきっかけになったはず。


しょうれんが話さなくなったのは「廉くんが思春期だったから」「廉くんが変わってしまったから」だと少しネガティブに言う人はいるけれど、廉くん自らが変わろうとめちゃくちゃ努力して頑張ったんだと私は思う。






あんなに関西を大切にしてくれてた廉くんの気持ちが分からなくて、何を信じてついていけばいいのか分からなかった。


Mr.KINGを応援しながらも、もしMr.KINGがデビューしてしまえば関西に戻ってくる可能性がゼロになるのか…という葛藤をずっと持っていた。


でも廉くんがMr.KINGでデビューしたいと言ってくれて、3人がデビューに向かって足並み揃えて歩き出した今、Mr.KINGがデビューできるように力添えをしたいと心の底から思っています。






以上、私情も挟みつつ、しょうれん雪解けについての見解になります。


見当違いと思う方もいると思いますが、まぁ人それぞれってことで見逃してください。